復讐によって浮気が起きる？リベンジ浮気の現状

リベンジ浮気の動機の中で最も多い動機のは、配偶者が浮気をしたことによって深く傷ついた心を癒そうとするものです。

ただ、癒すといっても、一度傷つけられた精神というのは中々もとに戻るものではありません。

目には目を、歯に歯をということで、浮気には浮気をぶつける事で失われた自分の自尊心を取り戻そうとするのです。

理不尽な暴言などを受けたことによって精神的な損害を被った時、配偶者を傷つける目的で浮気をしようとする人間は少なくありません。

また、肉体的暴力を受けた時も同様で、相手に対する復讐のつもりで浮気をする人間も少なからず居ます。

ただし、ドメスティックバイオレンスの場合、そもそも異性に対して強い不信感を抱いていたり、浮気が発覚した時に配偶者から受ける暴力の苛烈さを思い浮かべてしまい、不倫を行うことを躊躇う人も居ます。

なにかはっきりとした攻撃を受けた訳でなくとも、人は精神的損害を受け、その傷をいやすための復讐を行います。

例えば、愛している自分のパートナーから愛情が感じられなかった場合、それだけでも人は傷つく事があります。

今日デートだったはずなのに、仕事が忙しいといってドタキャンされたり、せっかくの二人の記念日だというのに忘れられていると、なんだか裏切られた気持ちになってしまいます。

かといって、これだけで復讐をしようと思うのも良くありませんが、

人によってはかなり視野がせまかったり、愛情を感じる能力に乏しかったりすると、こんな些細な事でもリベンジ浮気をしてしまう人も居るのです。

浮気によって苦しまされた人間が浮気によって報復するのは、もちろん同じ苦しみを味合わせる事を至上の目標に掲げているからです。

これは何も浮気に限った訳でもなく、報復行為を行う人間の殆どは、やられた方法でもって相手にやり返さなければならないと感じています。

つまり、人間は何かによって傷つけられたら、おんなじ方法によって相手を傷つけなければ心の痛みは晴れないという事なのでしょう。

目的は復讐であったとしても、些細な理由からリベンジ浮気に走る人間の中には、そもそも自分の中の浮気願望が強いという人間も少なくありません。

こういった人物の場合、普段はパートナーを気遣って浮気を控えてはいますが、何かしらパートナーに不満があると、「自分が浮気をするのは相手のせい」にする切っ掛けと捉えて、表面上だけのリベンジ浮気に走ります。

こうした行動に出る人物は精神的に幼く、浮気願望があまりに強い人物が多いので、普段の行動が大変身勝手である特徴があります。

配偶者からの愛情を感じれない、もしくは言葉や暴力によって傷つけられている人間の場合、異性からの愛情に激しく飢えているため、別のパートナーと浮気をしてしまうケースも少なくありません。

ただ、こうした行動はもはや浮気ではなく本気となりやすいので、離婚率はかなり高いです。