SNS上のやりとりだけで浮気となるのか?
浮気の形も様々に変化していている事を御存じでしょうか。
それはもはやSFの世界と言って良いのかどうか……遥か昔ではとても考えられなかった浮気の仕方が次々と登場しており、もはや法律の範疇で浮気を証明することしか難しくなってきています。
なかでもSNSを利用した浮気はとにかく流行しており、中には実際に出会わずとも浮気を始めて終わらしてしまうような出来事も存在するのです。
それでは、SNSを利用した浮気と、新たな不貞行為の形とは一体どんなものなのか?
新しい浮気の形について詳しく解説させて頂きます。
SNS上で行なわれるプラトニック恋愛の進化形
現在ネット上で行われる浮気の大半は、所謂『プラトニック恋愛』の延長線上として行われています。
かつて行われていた文通と似たようなもので、SNS上のメッセージのみでも恋愛を楽しむことは十分可能だと考えている人は多いでしょう。
しかし、こうした行為は浮気願望はあるものの、そのリスクを十分に把握している人間にとっては大変好都合であり、特に浮気に強い恋愛感情を求める女性に好まれる傾向にあります。
また、既婚男性の場合は、自身が独身者と偽って浮気を行っている事が多いのですが、この場合もメッセージのみで浮気を終わらせられれば、それだけで十分浮気を終わらせるこできるので、浮気をする男性側にとっても十分大きなメリットとなります。
また、こうした行為は浮気の予兆としてとらえられがちですが、彼らにとってはその行為そのものが浮気の代用品であり、それ以上浮気が発展することはありません。
また、どちらかがその一線を越える気配があれば、残りの一方が関係を切るなどの徹底したリスク管理が行われているため、いくら浮気調査を行おうとしても、浮気の証拠を手に入れることは難しいのです。
新たな浮気の形として必ず触れておかなければならないのは、浮気の新たな形として行われ続けている相互自慰行為、所謂『インターネット・セックス』の存在です。
このような行為を行っている人間などまるで知らない人も多いですが、実は現在ではビデオチャットを利用してお互いの自慰行為を見せ合い、まるでSEXを行っているかのような錯覚を起こす疑似性行為を浮気の代用品として利用しいてる人間は相当数いるのです。
この行為の利点は3つ。
1.家にいながら疑似性行為が行なえる
直接的な性行為を行うためには時間もお金も必要ですが、ビデオチャットを利用すればお互いに家にいながらして疑似性行為が行える点です。
2.距離的な問題の解決
浮気相手を探すためには、性行為を行えるだけの距離にお互いが住んでいなければなりません。
しかし、近い範囲で浮気相手を探すことが難しければ、出会い系サイトなどを利用してより広範囲にわたって浮気相手を探す必要が出てきますが、そうなればあまりに距離が遠すぎて、浮気相手との性行為はほとんど行えません。
しかし、こうした問題もビデオチャットを利用すれば簡単に行えてしまうため、移動時間とそれにかける費用も考えれば、疑似性行為の方がメリットが高いと考える人が多いでのす。
本来、こうした行為は遠距離恋愛のカップルなどを中心に行われていたのですが、SNSの台頭によって不特定多数のユーザーと知り合えるチャンスが増えてからというもの、浮気の手段としてSNSとビデオチャットを組み合わせた浮気が行われはじめてしまったのです。
3.直接的な性行為によって起きる『妊娠』というリスクを避けられる
この点は避妊具を使用すれば回避できるかもしれませんが、それでも100%ではありません。
しかし、ビデオチャットでの疑似性行為ならもちろん避妊率は100%なわけですから、妊娠のリスクを恐れている人間にとっては格好の浮気だと言えます。
疑似性行為は不貞行為には当たらない
インターネットを経由して行われるメッセージにしろ疑似性行為にしろ、結局は法律の範囲で浮気として認めることはできないため、離婚事由に当たるかは大変微妙な処です。
特に浮気問題で重要視される不貞行為に当たるかは大変微妙で、今のところは法律のグレーゾーンを付いた巧妙な浮気であるとしか言いようが無いのです。
しかし、その証拠さえつかんでおけば、離婚そのものは可能ですので、SNSやチャットを調べて出てきた証拠があれば、必ず保存しておくようにしましょう。